eisawaの日記

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CBDtoコロナ(COVID-19)の関係!

世界中でコロナウイルスによる死亡者が指数関数的な増加を見せるなか、『The Lancet』に、「COVID-19による重篤患者はサイトカインストーム症候群を発症する」という可能性を示すエビデンスが増えつつあるという記事が掲載されました。

肺での激しい過剰免疫反応が特徴の、このほとんど理解されていない疾病は、ときに患者を死に至らしめます。COVID-19で最も多い死因は呼吸不全です。また、危篤状態から必死の看護で回復しても、患者には長期的な肺障害が残る可能性があり、日常的な機能障害やQOLの低下につながります。

Science Daily』によれば、1918〜1920年に流行したスペイン風邪(死者は5,000万人超)、より近年では豚由来のH1N1型インフルエンザ、そしていわゆる鳥インフルエンザを含む複数のウイルス性疾患の大流行において、その主たる死因は、免疫細胞が急増して暴走することによる非常に強い炎症性のサイトカインストームでした。

急性のウイルス性呼吸障害においては、サイトカインストームを標的とした治療法が適切に思えるかもしれません。でも、副腎皮質ステロイドを使った治療はあまり良い選択肢とは言えません — なぜなら、COVID-19 に関連する肺障害を悪化させる恐れがあるからです。「しかしながら、激しい炎症においては、免疫抑制が有益である可能性が高い」と The Lancet は強調しています。

大麻はサイトカインストームを鎮めることができるか?

複数の基礎研究の結果が、カンナビノイド化合物、中でもカンナビジオール(CBD)とテトラヒドロカンナビノール(THC)に免疫抑制作用があることを示しています。このことは、なぜ医療大麻が自己免疫性疾患や慢性炎症に効くかを説明しています。

そこで当然一つの質問が浮上します — 大麻はサイトカインストームを抑えることができるのでしょうか?

一言で言えば、それはわかりません。カンナビスと免疫系の関係については、まだわからないことが多いのです。

アメリカでは長い間、大麻が非合法であることが科学的な研究の足枷になっており、連邦政府はいまだに、カンナビス、そして全草から抽出された、CBDを豊富に含むオイルの医療効果について解明できるかもしれない研究を妨害しています。カンナビスの研究に対する連邦政府の締め付けこそ、CBDの抗ウイルス剤としての有効性についてわかっていることがほとんどない理由なのです。

大麻に対する規制は、現在世界で起きている危機的状況を、その他の面でも悪化させています。これについては記事の後半で述べるとして、ここではまず、サイトカインとカンナビノイドの関係について考えてみましょう。

サイトカインとは何か?

サイトカインとは、免疫細胞から分泌されるタンパク質の総称で、疾病や感染に対する炎症反応を制御します。サイトカインには、炎症性のものと抗炎症性のものとの両方があります。

炎症性のメッセンジャー分子が過剰に分泌されると、危険なサイトカインストームをはじめとする異常が引き起こされることがあります。たとえば、腫瘍壊死因子アルファ(TNFα)と呼ばれるサイトカインが過剰に産生される疾患に関節リュウマチがあります。痛みを伴う自己免疫性疾患で、アメリカでは130万人が罹患しています。

サイトカイン、免疫細胞、そしてエンドカンナビノイド・システムの間で起きる相互作用は、神経炎症と神経変性に重要な影響を与えます。

CB2受容体がTHCおよび内因性カンナビノイドによって刺激されると炎症を抑える、ということはしっかりと立証されていますカンナビノイド受容体による信号伝達は、炎症性サイトカインの発現を抑制することによって医療効果を発揮します。

CB2受容体とは直接は結合しませんが、CBDもまた、サイトカインの産生を減少させ、免疫細胞の機能を阻害することで強力な抗炎症作用を発揮します。

大麻とCBDとCOVID-19】参照